GSMって聞いたことはありますか?
日本語に訳すと、「閉経関連尿路生殖器症候群」
と少し長くてややこしい名前です。
私もフェミニンケアセラピストとして学んだ時にに、たつのゆりこ先生より初めて聞いた言葉でした。
まだまだ一般的には認知されていない言葉かもしれないですが、
2014年に国際女性性機能学会と米国更年期学会において提唱されたものだそうです。
女性ホルモンは30歳をピークに徐々に下降していきます。
それにともなって外陰部・膣が萎縮したり、乾燥したりと大きく変わってしまいます。
GSMの症状としては。。。
「頻尿・尿意切迫感」
「トイレに行ったあとにすぐに行きたくなる」
「夜中に何回もオシッコに起きる」
「膣や外陰部のむずむず感、かゆみ、痛み、あつい感」
「膣が乾燥している」
「性交時の潤い不足・性交痛・不快感」
「繰り返す膣炎、いやなにおいのおりもの」
私が産婦人科に勤めていて、たくさんの患者さんから聞く症状がまさにこれでした。
以前は「老人性膣炎」と呼ばれていたそうですが、
閉経前後の40代から50代の女性にしてみたら「老人性」と聞くと
ちょっと抵抗感もありますよね。
でも閉経後のかなりの割合(50%とか聞いています)の女性が何らかの症状を自覚している、というから他人事にはできません。
しかも症状は放っておくとどんどん進行してしまうのです。
陰部のかゆみや、ムズムズ感は確かに受診する動機としてはあまり強くないかもしれません。
場所が場所だけに、相談もしにくい。
でも常に意識のどこかに不快感を抱えていると生活の質(QOL)も下がりがちになります。
今じゃドラッグストアには尿漏れパッドはかなりの売り場面積になりました。
大手量販店でも吸水ショーツも当たり前に置いています。
それだけ、この症状で困っている人が多いと言う現実。
そんなアイテムを使う前に、まずセルフケアなんです。
閉経してからでいいじゃない??
いえいえ、
閉経前から必要です。
フェミニンケアというと、
デリケートゾーン専用のソープや、オイルなどを使ってケアすることって考える人が多いですが、、、
もっとその手前、
普段の清潔管理が、その一歩となります。
「年だから」とあきらめないでください。
症状が顕在化する前にできること、
初期症状の段階でできることもあります。
そんなお話も続けてしていきますね。


